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そもそもプロテインって何?飲まないとダメ?
プロテイン=たんぱく質を補う「食品」
プロテインと聞くと、「なんか特別なもの」「飲んだらムキムキになる薬みたい」というイメージを持つ人もいますよね。でも実は、プロテインは「たんぱく質(プロテイン=英語でたんぱく質のこと)」を手軽に補えるように作られた食品の一種です。
牛乳や大豆からたんぱく質だけを取り出して、飲みやすいパウダー状にしたもの。特別なものでも怖いものでもなく、卵や鶏むね肉と同じ「たんぱく質を摂るための食品」なんです。
筋肉はたんぱく質でできているので、筋トレで傷ついた筋肉を回復・成長させるには、たんぱく質をしっかり補給することが欠かせません。まずは「プロテイン=手軽なたんぱく質」と覚えておけば大丈夫です。
食事だけでは足りない理由
「食事だけじゃダメなの?」と思いますよね。実は、筋トレをしている人が1日に必要なたんぱく質量は、体重×1.5〜2g程度が目安とされています(参考:運動とたんぱく質摂取に関する研究(PubMed))。
体重60kgなら、1日に90〜120gのたんぱく質が必要です。鶏むね肉100gに含まれるたんぱく質は約23g。つまり、毎日400〜500gの鶏むね肉を食べ続けなければいけない計算になります。
毎日それだけの肉を食べるのは、現実的に難しいですよね。しかも調理の手間や食費もかかります。そこで「食事では摂りきれない分」を手軽に補うのが、プロテインの役割なんです。
初心者こそプロテインが助けになる理由
筋トレを始めたばかりのころって、「ちゃんと効果が出てるのかな」と不安になりませんか。実は、筋肉は筋トレ中に成長するのではなく、トレーニング後に休んでいる間に修復・成長します。この修復に使われるのがたんぱく質です。
せっかく頑張って筋トレしても、たんぱく質が足りていないと筋肉の成長が遅くなってしまいます。プロテインを飲むことで、筋トレの効果を最大限に引き出しやすくなります。
「毎日ジムに行って頑張っているのに体が変わらない」という人は、トレーニングの量よりも栄養補給が足りていないケースが少なくありません。初心者ほど、まずプロテインで土台を整えることが近道になります。
プロテインの種類を知ろう(ホエイ・カゼイン・ソイ)
ホエイプロテイン(初心者に一番おすすめ)
プロテインの中で最もポピュラーなのが「ホエイプロテイン」です。ホエイとは、牛乳からチーズを作るときに出る液体(乳清)のこと。そこからたんぱく質を取り出したものです。
最大の特徴は「吸収が速い」こと。飲んでから30〜60分で体に吸収されるため、筋トレ直後に飲むのに最適です。味のバリエーションも豊富で、チョコ・バニラ・ストロベリーなど飲みやすいフレーバーが多いのも初心者向けの理由です。
さらにホエイの中でも「WPC(ホエイプロテインコンセントレート=濃縮ホエイたんぱく)」は、吸収の速さ・BCAA(筋肉の材料となるアミノ酸)の豊富さ・コスパの良さのバランスが取れた定番タイプ。「まず何を買えばいいかわからない」という人は、WPCのホエイから始めておけば安心です。
カゼインプロテイン(寝る前にぴったり)
「カゼインプロテイン」は同じ牛乳由来ですが、ホエイとは逆にゆっくり吸収されるのが特徴です。消化に4〜8時間かかるため、寝ている間にじわじわと体に吸収されます。
睡眠中は成長ホルモンが分泌されて筋肉が修復・成長する大切な時間。その時間にたんぱく質を継続的に供給できるのがカゼインの強みです。
ただしホエイに比べてやや価格が高めです。最初はホエイを使いつつ、慣れてきたら寝る前のカゼインを追加する、という順番がおすすめです。いきなり何種類もそろえる必要はありません。
ソイプロテイン(植物性・ダイエット向け)
「ソイプロテイン」は大豆(ソイ=英語で大豆のこと)から作られる植物性のプロテインです。カロリーが低く脂質も少ないため、ダイエット・減量中の人に向いています。
また、牛乳由来ではないので、乳製品アレルギーがある人でも飲めるのが大きなメリットです。吸収はホエイよりゆっくりで、腹持ちが良いのも特徴です。
「筋肉をガンガンつけたい」というよりは「体を引き締めながら、筋肉も落としたくない」というニーズにぴったり。ただし大豆特有の風味が苦手な人もいるので、味は好みが分かれます。まずは小さいサイズで試すのがおすすめです。
失敗しないプロテインの選び方3つのポイント
たんぱく質含有量をチェックする
プロテインを選ぶとき、まず確認してほしいのが「1食あたりのたんぱく質含有量」です。パッケージの栄養成分表示を見て、1食(30g前後)あたりのたんぱく質が「20g以上」あるものを選びましょう。これが1つ目の基準です。
ここで注意したいのが、「プロテイン入り」と書いてあるお菓子やドリンク。これらは1食あたり5〜10gしか含まれていないものも多く、本格的なたんぱく質補給には向きません。
商品名やパッケージの雰囲気に惑わされず、必ず裏面の成分表示で「たんぱく質◯g」を確認する習慣をつけましょう。数字で選べるようになると、失敗がぐっと減ります。
飲みやすい味を選ぶ
どんなに優れたプロテインでも、まずくて続けられなければ意味がありません。「続けること」が、筋トレでもプロテインでも最大のコツです。
チョコ味は甘くてクセになりやすく、バニラ味は飽きにくいと言われています。「プロテインってまずい」というイメージは昔の話で、最近はジュース感覚で飲めるものも増えています。
最近は各メーカーの企業努力で、成分そのものには大きな差が出にくくなっています。だからこそ、まずは「おいしい」と思えるものを選ぶのがポイント。最初は小さいサイズやお試しセットで何種類か試して、気に入ったものをまとめ買いするのが賢い方法です。
コスパで選ぶ
意外と見落とされがちなのが「1食あたりのコスト」です。袋の値段だけで比べるのではなく、「価格 ÷ 食数」で1食あたりの金額を計算してみましょう。目安として1食100〜150円前後なら、一般的なコスパの良さといえます。
プロテインは毎日飲み続けるものなので、1食あたり50円の差が、1ヶ月で約1,500円の差になります。長く続けることを考えると、コスパは大切な選択基準のひとつです。
ただし「安ければ良い」というわけでもありません。たんぱく質含有量・味・コスパの3つのバランスで、自分が無理なく続けられる1本を選ぶのが正解です。
目的別・体質別の選び方
増量・減量・大会、目的別の選び方
同じプロテインでも、目的によって選び方は変わります。「筋肉をつけたい(増量)」なら、たんぱく質含有量が高く吸収の速いホエイが基本。カロリーが必要な時期は、炭水化物も配合された「ウェイトゲイナー(高カロリープロテイン)」を取り入れるのも有効です。
「体を絞りたい(減量)」なら、低カロリー・低脂質のプロテインを選びましょう。ソイや低脂質タイプのホエイが向いています。甘みが強いフレーバーは糖質が多い場合があるので、成分表示で「糖質」の欄もあわせて確認すると安心です。
「大会を目指す」場合は、人工甘味料や着色料に制限があることもあるため、「アンチドーピング認定」や「クリーン処方」と書かれた製品を選ぶと安心です。大会直前は調整が難しいので、コーチや経験者に相談しながら決めるのがおすすめです。
お腹がゴロゴロする人は「乳糖」が原因かも
「プロテインを飲み始めたら、お腹がゴロゴロするようになった」——この悩み、実はとても多いんです。でも安心してください。あなたの体が弱いわけでも、プロテインが体に悪いわけでもありません。
主な原因は「乳糖(ラクトース)」です。乳糖とは牛乳などに含まれる糖の一種で、一般的なホエイプロテインには約5.3%含まれています。これを消化するには「ラクターゼ」という酵素が必要ですが、日本人はこの酵素が少ない人が多いと言われています。酵素が足りないと乳糖がうまく消化されず、腸内でガスが発生して「ゴロゴロ」「お腹が張る」といった症状が出やすくなります。これを乳糖不耐症(病気ではなく体質)といいます。
「プロテインが合わない」と感じていた人の多くは、実は乳糖が原因だったというケースが非常に多いです。牛乳でお腹が痛くなりやすい人は、後で紹介する「乳糖をカットしたプロテイン」やソイプロテインを選ぶと、ぐっと飲みやすくなります。
飲むタイミングと量の基本
プロテインを飲む一番効果的なタイミングは「筋トレ後30分以内」です。この時間帯は「ゴールデンタイム」とも呼ばれ、筋肉がたんぱく質を最も吸収しやすい状態になっています。ほかにも、朝起きた直後や就寝前も有効なタイミングです。
1日に必要なたんぱく質の目安は「体重×1.5〜2g」。体重60kgなら1日90〜120gです。このうち半分以上は食事から摂るのが理想で、不足分をプロテインで補うイメージで考えましょう。
一度に大量に飲んでも、体が吸収できる量には限界があり、1回あたり20〜40gが目安です。まとめて飲むより、食事の回数に合わせてこまめに摂るほうが効果的。焦らず毎日続けることが、筋肉づくりへの一番の近道です。
また、国際スポーツ栄養学会(ISSN)の公式声明では、筋肉量を維持・増加させたい人は体重1kgあたり1.4〜2.0gのたんぱく質摂取が推奨されており、1回あたり20〜40g・3〜4時間おきの摂取が効果的とされています(ISSN Position Stand: Protein and Exercise)。
初心者におすすめのプロテイン2選+リアルな体験談
おいしさ・コスパで選ぶなら「REYS(レイズ)」
「とにかく続けやすい、おいしいプロテインがいい」という一般的な初心者の方には、REYS(レイズ)のホエイプロテインがおすすめです。国内製造のWPCホエイで、ビタミンも複数配合されています。
最近のプロテインは成分の差が小さくなってきているからこそ、「おいしく続けられるか」が選ぶ決め手になります。REYSはカフェオレ風味など飲みやすいフレーバーがそろっていて、お試し30gサイズもあるので、「まず一度味を確かめたい」という人でも気軽にスタートできます。
たんぱく質含有量・味・コスパのバランスが良く、最初の1本として選びやすいのが魅力です。お試しセットで自分の好みに合うか確認してから、本品に進むのがおすすめです。
お腹が弱い・乳糖不耐症なら「LactoZero(乳糖カット)」
「これまでのプロテインは全部お腹がゴロゴロした」「牛乳を飲むとお腹が痛くなる」という人には、Naturecan Fitnessの「LactoZero ホエイプロテイン(WPC)ミルクティー」がおすすめです。
一般的なホエイの乳糖が約5.3%なのに対し、LactoZeroは独自のラクターゼ分解技術で乳糖分析値を0.22%未満まで抑えています。製造の段階で乳糖をあらかじめ分解しているため、お腹への負担が格段に少なくなるのが特徴です。1食あたり約21gのたんぱく質をしっかり摂れて、人工甘味料は不使用、甘みには黒糖を使用。本格紅茶エキスを使ったミルクティー味で、「薬っぽくない」スッキリした飲み心地です。
お腹の不安を理由にプロテインを諦めていた人にこそ試してほしい一本。乳糖カットなので、乳糖不耐症ぎみの人でも安心して続けやすいのが大きなメリットです。
筆者のリアルな飲み方&まとめ
最後に、筆者自身の話を少しだけ。私もトレーニングを始めたばかりの頃は、ジムでの練習だけを頑張って、栄養補給をおろそかにしていました。当然、なかなか体は変わりませんでした。プロテインをきちんと摂るようになってから、ようやく成果を実感できるようになったんです。
今は1回30g(たんぱく質約20g)を、「起床後」「15時頃」「トレーニング後(22時頃)」の1日3回に分けて飲んでいます。こうしてこまめに補給することで、1日に必要なたんぱく質を無理なく確保できています。プロテインに慣れてきたら、回復をサポートするグルタミンや、パフォーマンスを支えるクレアチンを組み合わせるのもおすすめです。
プロテイン選びで大切なのは、たんぱく質含有量・味・コスパのバランス、そして自分の体質に合っているか。おいしさ重視ならREYS、お腹が弱いならLactoZero、と自分に合った1本を選んで、まずは毎日続けることから始めてみてください。続けた先に、きっと体の変化を感じられますよ。


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